就業希望の方へ

Interview vol.2

自然と共に生きる。仕事も遊びも、興味が尽きません。

菱 亮一 就業8年目
都会で生まれ育った自分が、広島県庄原市に住み続けている理由。
森林の仕事に就くまでに、様々な制度を活用できて安心でした。

都会で生まれ育った自分が、広島県庄原市に住み続けている理由。

仙台出身の私が、ここ広島県庄原市に来たのは23歳の時。大学進学がきっかけでしたが、それからかれこれ15年が経ちました。仙台駅にほど近い、いわゆる“都会”で生まれ育った私が、ここで暮らし続けているのは、シンプルに居心地が良いから。大自然に囲まれた環境も、空気も、住み暮らす人たちの人柄も、本当に自分に合っていると思いますね。

現在の仕事に就く以前のことになりますが、住宅工務店で働いてた頃に、お婆ちゃんの生家をリノベーションするお客様と出会いました。薪をくべて風呂を沸かし、かまどで炊いたご飯を食べる。まさに自然と共生した生活を体験できる場所。「昔ながらの暮らしを体験できる民宿を営みたい」というその女性の話に耳を傾けるうちにいつしか意気投合。晴れて夫婦になりました。30歳の時のことです。

無理をしない。無理がきかない。興味が尽きない。

思っていたほど、力仕事がありませんでした。

現在の仕事に就いてからは、平日は森林の仕事をして、土日は民宿の手伝いをするという生活です。夏場は草刈りをしたり、木を植えたり。冬には伐採作業をしたり。常々、心がけているのは、「無理をしない」ということ。自分の体と相談しながら作業に取り組んでいます。そもそも長い年月をかけて成長していた大木を前に、一人の人間の力なんて微々たるものに過ぎません。自然を相手にする作業ですので、「無理がきかない」ということを念頭に置いています。

休みの日も、街に出かけるよりも、自然の中に身を置いたほうがワクワクする自分を感じています。決められたルールやお金という制限の中で遊ぶよりも、遊び方自体も自分で考えることができるので楽しいですね。子供と一緒に野菜を育てたり、海に行けば釣りをしたり、素潜りをしたり、近所のお年寄りから聞いた生活の知恵も本当に奥が深くて面白い。「興味が尽きない」。自然に身を置く醍醐味は、この一言に表されているかもしれません。

田舎暮らしは結構忙しい。憧れよりも、興味のある人にオススメします。
田舎暮らしは結構忙しい。憧れよりも、興味のある人にオススメします。
田舎暮らしは結構忙しい。憧れよりも、興味のある人にオススメします。

田舎暮らしは結構忙しい。憧れよりも、興味のある人にオススメします。

話は戻りますが、私の妻が営んでいる民宿は、お客様と一緒に川遊びを楽しんだり、火をおこして料理をしたり、自然と共に生きる体験を楽しめる場所です。隣に借りている田んぼでは、無農薬、無肥料を野菜を作っていますし、今後は狩猟免許を取得し、いのしし肉を使ったジビエ料理などにも挑戦したいと考えています。「田舎暮らしに憧れる」という声をよく耳にしますが、僕は「田舎暮らしに興味がある」という方にオススメしたいと思っています。なんでも自分でやってみる田舎暮らしは結構忙しいので、何もしないことに憧れる方は、少しギャップがあるかもしれませんね。